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「荷物判取帳」(元帳)の明治42年7月30日のページは、丁度三代目茂三郎の生まれた日です。
戦前は丸大豆仕込で一番最初に搾った生汁と、その醤油粕を塩水で薄めた番汁との配合で「別上」、「上」、「中」と濃口のみ三種類製造していました。
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戦後は物資不足から醸造醤油を安価に延ばせる新式醸造から始まります。マルハチ醤油も昭和40年後半のオイルショック迄約30年間新式醸造を続けてきました。 |
昭和50年代に入って再仕込醤油と出会います。再仕込醤油は別ページ「醤油ができるまで」の「工程8」の仕込みで普通の濃口醤油の諸味を搾って得られた液汁(生揚げ)を塩水として、これに再び麹の仕込みを行い熟成させてつくられる醤油で別名甘露醤油とも呼ばれる手間隙かけて造られる贅沢な醤油です。
再仕込醤油は旨みの全窒素分、エキス分が高く、食塩分が低い値を示しています。
昭和50年代に新式醸造から本醸造に移行し、昭和60年代に全量本醸造に切り替えました。
平成になってから全国醤油品評会出品の度に表彰を受け、平成9年には「日本醤油研究所理事長賞」。平成15年には更にワンランク上の「品評会長賞」を受賞し、全国的にも高い評価を受けております。
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